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学長挨拶

写真:理事長・学長 宮下 和久

地域とともに世界に羽ばたく大学へ!

 本年、平成30年4月、本学は、大学のこれからの6年間の具体的目標を定めた第3期中期計画をスタートさせます。まさに、2025年に本学の創立80周年を迎える大きな節目の年を目ざして「地域とともに世界に羽ばたく大学へ」をスローガンに新たなスタートを切ります。

教育の充実

 本学は、高度専門教育と並行して、地域医療、保健、福祉の幅広い教育を展開することによって、医療人として人々の健康、疾病に関する幅広いニーズに対応できる資質の涵養に努めてきました。疾病と向き合う真剣な眼差しと、「病を持つ人」に対する優しい眼差しを併せ持つ医療人を育成します。さらには、国際基準(WFMG)をふまえた医学教育プログラムの実践、国際交流を通じて、国際的な視野を有する医療人を育成します。また、医学部における基礎配属実習の強化、MD.PhD コースの推進を通じて学部教育でのリサーチマインドの涵養を図ります。

研究の充実

 本学大学院医学研究科、保健看護学研究科の更なる充実を図り、基礎医学、臨床医学、保健看護学の高度な医科学研究の推進を目ざします。さらに、新設を予定している薬学系研究科を加えての医薬看護系研究科の充実、リサーチアドミニストレータ(URA)の配置による研究支援体制の強化、臨床研究センターの整備などを通して、臨床研究中核病院をめざし、更なる高みの研究を推進します。

最先端医療と地域医療の充実

 本学附属病院は、和歌山県の医療を担う最先端医療機関であるのみならず、世界に発信する医療機関を目指しています。和歌山県民の最重要健康課題であるがんをはじめ主要疾病の最新の治療体制を充実します。最新式の手術支援ロボットダ・ヴィンチの更新、最新式がん治療放射線機器、ハイブリッド手術室等をはじめとする最新鋭設備を充実させ、本学の医療圏内外の医療に貢献します。
また、地域医療の充実は、県立医科大学である本学の最重要課題の一つです。県および地域の医療施設と連携のもと、テレビ会議システムを活用した遠隔外来や遠隔カンファランスを推進するととともに、ドクターヘリによる全県をカバーする救急治療を柱として、ICTを活用した遠隔救急支援システムの活用による救急医療機関相互の連携強化を図ります。また、青洲リンクの更なる活用を図り、診療情報の共有による医療機関の連携を推進します。紀北分院の診療体制の充実を図るとともに総合診療専門医育成の基幹病院としての機能を充実します。
地域ニーズに沿った医療体制整備に関する具体的戦略として、「くろしおプロジェクト」なる行動施策を推進します。医科大学の教員を直接、地域基幹病院に派遣して、地域の診療の充実に努めるほか、基幹病院で働く若い医師の教育や地域に根差した臨床研究を行うなど、地域基幹病院を支援し更なる地域医療の充実を目指します。

医療系総合大学へ

 2021年に薬学部が開設される予定です。医学部、保健看護学部に次ぐ3番目の学部の誕生です。医療系総合大学としての充実のまたとない機会です。全学一丸となって新設の薬学部開設に向けて、英知を結集します。医薬看、3学部ならではの教育、研究、診療の充実を目指します。

来たれ!情熱あふれる若人よ

 医療の未来、本学の未来は君たち若人の手の中にあります。今まさに医療系総合大学を目指す本学は、君たち若人ともに大きく羽ばたこうとしています。医師を目ざす人、医学研究者を目ざす人、看護師、保健師、助産師を目ざす人、さらには、研修希望する医師諸君よ。本学は、若い力を存分に発揮できる環境を整えて情熱あふれる若人を歓迎します。 若人とともに教育、研究、診療の分野でのオンリーワンの大学を創っていこうではありませんか。

平成30年4月1日
公立大学法人和歌山県立医科大学
理事長・学長 宮下 和久